あいつと私の秘密話

「えっと、なんでしょうか」

と言ったものの、


女の子は、
にこにこ、生き生きとしていて。


男の子は、
なぜか少し顔を赤らめていた。


...みんなどうしたのかな?



「ねぇ、友達にならない?」

「えっ!」


突然の質問に驚いていると、


「やっぱダメか。」

悲しそうに聞いてきた。



「ううん、突然だったからびっくりしただけだよ。

私でいいなら、友達になって下さい。
私は由紀。よろしくね。」

私はできるだけ元気よく言ってみた。



「本当?やったー!

私は夕奈だよ。よろしくね、由紀ちゃん。」


夕奈さんは、とても喜んでいるらしく、
私の手を掴みながら、ぴょんぴょんと飛んでいた。


よかった。
友達できるか心配っだたから嬉しい。