「あ、お前このクラスなんだ。」

ん?

なんか、この声聞いたことのあるようなないような...

んー、
なんかいやな予感するから、振り向かんとこうっと。


「おいおい、無視かい。」


「えっ!」

私が隣を向くと、

昨日の女の子
...ではなくて

男の子がったていた。



「あなた、新入生だったんだ。」

制服着てたから先輩だと思ったのに。


それにしても、



やっぱりかわいいわね。


茶髪のふわふわのくせっ毛

くりくりの黒目

私と同じくらいの身長
なのに、少しぶかぶかの制服を着ている。


言うならば、かっこかわいいってところ



「...お前今、俺のことかわいいとか思ってたか?」