「うん」 お母さんの言葉の優しさに心がぽわっと温かくなった気がした。 「じゃあ、行ってくるね」 「いってらっしゃい」 お母さんはそういうと、ドアをゆっくり閉めてそのまま仕事へいってしまった。 そして私は 眠りについた。 あれから何時間たったんだろう。 パッと起きて、 窓をみると、 外は暗くて、 月が出てた。 さくらに会いたい…