「そんなことで・・・」





「それよりもさ、勉強教えてくれない?なんか、歩の方が頭よさそうだし」





「バーカ!こんな状態で教えてもどうせ頭に入んねぇよ!」





「・・・・・・・・」





美穂は少し寂しそうな顔になった





「風邪が治ったら教えてやるから、すぐに直せよな」





「うん、ありがとう」





美穂は寂しそうな顔からすぐに笑顔になった