「やっぱり、その・・・懐中時計・・・返したほうがいいのかもな・・・」





「そう、かもね・・・」





「・・・・」





その時美穂と歩の後ろの方から足音が聞こえた





「やぁ、二人共」




「あ・・・・」






「海斗君・・・」




「ちょうど良かった、懐中時計、お前に返すよ、美穂?いいよな?」





「う、うん」