月と蝶との秘密の糸



シャイナーは珍しく気を使ってくれた返事をしてくれた。


でも、私達は“愛”で結ばれていないのよ?


「全然平気よ。シャイナーがそれでストレス発散出来るなら。私なんかじゃ満足出来なでしょ?私達には“愛”の“あ”文字も無いでしょ?今日は夜空が綺麗だったから、シャイナーの気分がいいんだなって思ったの。」


クスッと笑って返事をした。

なんにも思わない。


そう心に決めたの。


分からない。シャイナーの気持ち何て。


初めて抱かれたあの夜に期待して泣いた私なんて…。


シャイナーに期待なんてしていない。