Sweet Devil~甘くて切ない異世界物語


「ふっ……」


と、嘲笑うかの様に聞こえる低い声が後ろから聞こえた。


その時、あるはずの無い冷たい風が頬を掠める。

身体がビクッっと反応する。

それと同時にわたしの身体が後ろに引っ張られ、いつの間にかベットに横たわっていた。

まるで風に押された感触だった。

わたしは相変わらず目を瞑ったまま背中に違和感を覚え、目を開けた。

仰向けでベットに寝ていた。

男の人がわたしの上に覆い被さって、わたしの目を見据えている。