「ルシウス・ウィザーだ。」 男の人、いや、ルシウスは言った。 わたしが気を緩めている時に言ったシリウス。 正直、ルシウスの事はまったく知らない。 小さい時に会った事はあるかも知れないが、記憶上ルシウスの面影は残っていない。 初対面として接している筈なのに…何故かわたしは気が収まらない。 何なの…この違和感。見たことあるこの暗黒の様な冷たい視線。