そしてキスをやめ、あの人は顔を私の胸に埋めた。


「はぁっ…ふぅ……ん…」


声を出さないよう手の甲で口をおさえるが、それでも漏れてしまう。


あの人はそんな私を見て少し口角を上げると私の太腿をなで上げる。


その手はだんだんと上に上っていき、ある一点で止まった。