私と啓祐はとりあえず場所を 変えることにした。 だって周りにずっと見られてるし? 『早菜!俺のへや来い』 『え、あ、はい』 勢いよく言われついつい 返事をしてしまった。 けど、付き合ってないのに部屋なんて。 いやいやいや、 ぬ考えてるの私。 やましいことするわけじゃないのに。 『まぁ、座れ』 『うん。』 ………。 ……。 沈黙が流れて数分。 『はぁーーー……』 啓祐のため息でその沈黙が切れる。 びくっと体が反応する。