「美喜…。何で俺昨日追いかけなかったんだろ……」

『仁は悪くないよ?


私が怒って勝手に出ていっただけだから』
仁がそんなに思いつめてるとは想わなかった



「そしたら美喜は…… 死なずにすんだのになぁ…。」


え?

私が死んだ?


あぁ、そうか


だから帰ってきた記憶がないのか
昨日の記憶がフラッシュバックする


夜中に泣きながら飛び出して
ちょうど、トラックにぶつかったんだ…。
あんな車の通りが少ない道で
私運悪過ぎるよ…