話したとはいえ、柚姫の家に入るのは今日が初めてだ。 少し緊張する。 『直哉くん?柚姫は、直哉くんや皆に会いたがっていました。特にあなたと………』 へ? さっきは会いたくないって……… 『あの子はずっと泣いてるの………だから、皆には顔は見せられないって言ってました。』 そういう事か……… 『あの、なんで、柚姫……じゃなくて柚姫さんは学校に来ないのですか?』 俺はおばさんに聞いた。 『あなた、知らないの? 柚姫は、 いじめられています…』