今ごろ、柚姫はどうしているだろうか………
柚姫……直哉くんと会えたらいいけど………
『菜!!若菜!!聞いてんのか!!』
目の前にはドアップの幸。
『わぁ!!き、聞いてたよ!!』
すると幸は私を細い目で見てきた。
『ふぅーん。じゃあ、俺がさっき何言ってみろよ。』
うっ!!
聞いてない………
『せ、石油の話?』
私は苦し紛れに目を反らせながら言った。
『俺の話聞いてねぇーとかいい度胸してんじゃん。』
幸はそういい私の顎を持ち、軽く上げた。
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