『どうもお邪魔しました。』 私は、幸の家族に頭を下げた。 おばさんとおじさんは仲直りをしたらしい。 よかったぁ!! 『ごめんね?若菜ちゃん。せっかく来てくれたのに、全然楽しくなくて……』 『そんな事ありません。皆さんと仲良くできて楽しかったです。』 『ほんと?!また、いつでも遊びにきてね。』 『はい。』 『じゃあね若菜。』 『またね渚沙、刹那。』 私たちは、豪邸を出た。