「俺は刑事を許さない
刑事のせいで関係の無い癒麻ちゃん達が辛い想いをすることになったんだ…
俺は父さん達刑事を許さない…」
悟はそう言うと下を向いて歯を食いしばった
「悟くん…」
癒麻は悟の肩を優しく触れた
「ありがとう悟くん…」
「お願い…
俺も癒麻ちゃん達のように辛い想いをしてる人を助けたいんだ…
俺も仲間に入れて…」

「……
その気持ちだけで十分よ…」
真剣な目をした悟に癒麻は申し訳なさそうに笑う
「僕達のことに、悟くんまで巻き込めない…」