「何?」
癒麻も警官隊に聞こえないように話を聞く
「ここは俺がお前から気を反らせる
その間に逃げろ」

「い…嫌よ!
一人でなんて絶対逃げないわ
樹が残るなら僕も残るわ」

「バカ…っ
二人とも捕まるわけ行かないだろっ
先に逃げろっ」
「嫌っ」
「癒麻…っ」
バッ!!
二人が言い合いをしてる時、いきなり非常電源が切れ、周りが暗くなった

「なんだ!?
何があった!?
非常電源を見てこい!!」
警官隊の動揺の中、癒麻と樹は二人が入ってきた硝子の所に人影があるのに気づいた
その人影は二人に向かって合図を送る