「でも…。」
「癒麻ちゃんのせいじゃないから…。
どっちかと言うと悪ふざけした俺の方が悪いんだし…。」
悟は頭をボリボリと掻いた。
「それより早く仕事の打ち合わせするぞ!」
「あ…。うん、そうだね…。
ほら、癒麻ちゃんも。」
悟は癒麻の手を取り自分の隣へと座らせた。
「ありがとう…。」
癒麻は少し照れたように悟の隣に座る。
「それで明日はどう動く?」

その日の三人は夜遅くまで打ち合わせをしていた…。