「あれ…?」
悟が癒麻の部屋の前へとついた時、部屋の灯りが襖の隙間からこぼれているのに気づいた。
「癒麻ちゃん、電気付けてどっか行ったのかな?」
悟は襖を閉めようと部屋に近づいた。
「あれ?」
少しだけ開いた襖の向こうに悟は人影があるのに気がついた。
「癒麻ちゃんいるんだ…?」
悟は襖を叩こうと軽く作った拳を顔の位置まで上げる。
部屋の中の癒麻は立ち上がり制服に手をかける。
その制服を脱ぎ始めた。
(ー…っ!?今すぐ閉めなきゃ…っ!)
悟は慌てて閉めようとした時、癒麻の背中にあるものに気がついた。