「『予備』…?なんだ?これ…?」
悟は記事の下で見つけた『予備』の二文字から目を離せないでいた…。
「ごくまれに桂木には『予備』となる者もいる…。
『予備』は『候補』程の力を持たないが、本家の許可次第で『候補』に上がることも可能となる…!?
『候補』に上がる可能性…っ!?」
悟は『予備』の記事を読みやすい位置に上げる。
「主に桂木以外の人間で、認められた者のみが『予備』となることが出来る…っ!?
俺も認めて貰えたら、癒麻ちゃんの『予備』になることが出来るのか…?
でも、なんの条件も無いわけ無いよな…?」