部屋に戻って鏡をみると
目が赤かった。
こすったせいかなぁ……。
けど今はそんなのどうでもいい。
今日は疲れたから。
そう思い、あたしはベッドに顔をふせた。
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気がつくともう暗くなっていた。
あたし寝ちゃった!
時計をみると、もう7時半。
シャワーでもしようと思って
下へいくと
お母さんがリビングから出てきた。
「あ!奈央、またどうせ寝てたんでしょ!
暇なら尋也くんの家にこれ、もって行ってくれない?」
「え~!嫌だよ!あたし行きたくない!」
「今、尋也くんの家ね。
優里(ユウリ)と俊也(シュンヤ)くんが、旅行でいないの。」
優里というのはひろのお母さん。
俊也くんというのがひろのお父さん。
あたしのお母さんとひろの両親は
友達だから、家族ぐるみで仲がいい。

