「いや~、あたし。体調が悪くって!(笑)」
「嘘ついてるのばればれ。
奈央のこと、伊達にも中学からの3年の付き合いなんだよ?」
う゛。咲桜、鋭いです。
さらに付け加えるように
「奈央が嘘をつくときは必ずと言っていいほど前髪いじるよね。」
と皮肉のように言ってきた。
「教室に戻ってきた時は、なにも聞かないであげたけどなにかあったんでしょ?」
「…………」
「もう、奈央が戻ってきてから2時間たってお昼休みだって気付いてた?」
「えぇぇっ!?嘘っ!?」
時計を見ると、もう1時を回っていた。
「で、どうなの?」
もう、これ以上隠し切れないと思ったあたしは
咲桜に、さっき見たことと起きたことを
ありのまま話した。

