――――ドンッ
あたしはひろを突き飛ばした。
「……ってぇな。」
「ひ、ひろがそんなことするからじゃん!!」
あたしはダッシュでその場から立ち去った。
てか、もう授業はじまっちゃってるし……
ひろのせいで!
もう、いっそサボるほうがいい。
気晴らしになるし…
そうしてあたしは授業をサボった。
休み時間に入ったとこで教室に戻ると
「奈央~!どこいってたの!?心配したんだからぁ。」
「ごめん、ちょっとめまいがして保健室に……。」
「そっかぁ。もう大丈夫なの?」
「うん!大丈夫!」
そういって咲桜には言ったけど
正直、疲れている。
さっきも、屋上で授業をサボりながら
ずっとひろのことばかり考えていた。

