Grren'sRainbow


「そーだ、裕哉。今日、私達のアジトに来てよ。」

隆ちゃんに、そんな事を言われた。

[行ってええの?]

仲間でもないんに?

しかも、、、何かちょっと怖いし。

「大丈夫だって、みんな優しい人達ばかりだしっ!ね、美織。」

「はいっ!」

んー、、、。

[じゃ、行ってみよっかな?]

「ぜひっ!」

そう言って満面の笑みを見せる隆ちゃん。

そして、学校から出てアジトなるものへと案内してくれた。

しばらく細い路地を歩いていくと、奥に黒い扉が。

[ここが、、、?]

「そう!美織、私はちょっと用事だから案内してやって?すぐ、戻るから。」

「了解です!裕哉さん、こっち。」

そう言って扉を開けてくれた。

おそる、おそる足を踏み入れてみると、、、