君と繋いだ絆

第１章~出会い~

「おはよう」
私の１日はこの言葉から始まる。
いつもと変わらない朝なのにね。
でも、私が挨拶しても返事が帰って
来るはずがない。だからいつも思う
１人ってとても寂しいって。
親は朝早くから仕事に行っており家には私１人だけ。
「いただきます」
お母さんが作ってくれたご飯を
テレビを観ながら食べるのが
毎日の日課なんだ。
それから、食べ終わり食器も洗い
洗面所に行き髪型をセットする。
「ツインテール....団子....」
そう、ブツブツ独り言を言って
鏡と向き合う。
「よし、決めた。団子にしよう」
髪型も決まり、玄関に向かい
靴も履き、もう一度鏡を見て全身を
確認して、家を出た。
その時、友達の愛結夏とあった。
「おはよ」そう
愛結夏は笑顔が耐えないぐらいの可愛さで、私に挨拶してくれる。
私も愛結夏に挨拶をした。
「おはよ」ってね。
それから、二人でくだらない話、昨日のテレビ見た？などと話ながら登校してるとあっとゆうまに、学校に着き愛結夏とはクラスが違うため、靴箱で互いにバイバイって手お降った。
『1ー4』と書かれた教室。
教室の扉を開けると、皆が挨拶してくれた。その言葉に私も返して、自分の席に座ったら、後ろの席の子が話しかけて来てくれた。
「ねぇねぇ。」
「ん。」と後ろを振り向いたら。
ふんわりとした子がいた。
「私、成海莉子。よろしくね」
声も名前も可愛い莉子ちゃん。
「私は、岸田歌穂。よろしくね」
お互い自己紹介が終ると同時に莉子は他の友達の所に行ってしまった。