花梨は始め困ったような顔をしていた。

私が喋りかけてもそっけない。

『花梨って誕生日いつなの?』

.......土崎、あんた
花梨がご機嫌ななめなのに
誕生日って.......

『......1月の12...』

......うっわっ、
不機嫌極まりない!!
花梨がここまでは珍しい!

......誘惑に負けるんじゃなかった.....

『ぉっ!まだか、知ってる?1月生まれはがんばりやらしいよ』

『......へ~...』

.....花梨が、別人みたい....