東京.xxoo




屋上に着けば,将希は私を抱き締めた.

「あ,将希...?」
「我慢できなかったから」

まだ子供なのかな?

「それより!!昨日の,だけど...」
「あ...うん」

私の中で答えは決まっていた.

「将希の告白なんだけど...」
「おう」

将希は自信有り気な顔をした.

「御免,将希とは付き合えない」

ただ一つ.
将希には謝ることしかできない.

「っていう,ことだから...」
「理由は?」
「理由は...
 私ね将希のこと好きだよ.でも...
 そういう好きじゃなくて
 家族愛っていうか友達愛なんだよね.
 だから...」

将希は私をまじまじと見詰めて言った.

「ははっ,俺の告白が本気だと思ってた?」
「...え?」
「全部嘘だよ,御免な?」

将希は口元を押さえて,笑った.

「酷くない?何でよっ
 なら,私授業出てくるね?」
「はーい」

私はまだ知らない.
将希の本当の素顔を...