東京.xxoo




「あ,聖夜...家此処だから」
「お前,引っ越したって言ってたな」
「うん,今日は有難うね」

私は小さく笑みを零した.

「...なぁ,むー」
「ん?」
「俺とやり直す気...ないか」
「え...?」

聖夜は小さく溜め息をついて,
私と目を合わせた.

「俺と,また付き合ってほしい」
「...いいよ?」

2人は,頬を染めて軽く口付けをした.

「まだメアド変わってないからさ」
「じゃあ,メールする.」
「ん,そうしろ...明日な」

聖夜は自転車に乗り,漕ぎつつも
私に手をふってくれた.

...また聖夜と過ごせる
そう思っただけで,微笑んでしまう.

「まぁ,手伝うよ」
「いいの?じゃあ,お言葉に甘えて♬」

いつもは勉強をしている時間帯.
でも,今日は特別...

「たでーま」
「あ,将希おかえり」
「は?かずどうした」
「手伝ってるよ?」

将希は不思議そうな顔をして,
2階に行ってしまった.