そろそろ・・・・
クリスマスというとき。


あー。
毎日、楽しいような
寂しいような・・・・(笑)


前よりは気軽に・・・・・
まではいかないんだけど・・・
王子とも話すように・・・・。


「はる君〜!
林田が呼んでるよー」


佳代ちゃんが俺に言った。


ズキッ・・・・
また王子と話してたんだ。


親密に見えて
苦しいんだけど・・・・。


「あ、うん・・・わかった」


王子は下を向きながら
かなり悩んでいる様子だった


「林田くん?
どうかしたの・・・・?」


悩んでるなら聞くよ?
俺、君の役に立ちたいから


「あのさ・・・・・
俺、電車で来てるんだけど」


すごくヤな予感がする・・・
なんか聞きたくないな。
当たらないで・・・・


「ちょっと・・・・・
気になる子いるんだよね・・・」


一番聞きたくなかった言葉。
予感は奇しくも当たった。
そりゃそうだよね・・・・・
王子は別に『普通』だから。


「全く知らない子だからさ?
女の子の意見欲しくって・・・」


君が今してることが
俺をどれくらい傷つけるのか
わからないよね・・・・・








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