すると
悠香ちゃんが


「ねぇ、林田くん!
1人足りないの、入って〜」


ち、ちょっと!?
悠香ちゃんってば・・・・・


林田くんは
恥ずかしそうに頷いて
うちのグループに入った。


「あ、ありがとう!
宜しくね!」


林田くんは俺と目が合ったが
すぐに目をそらした。


ズキッ・・・・
痛いよ・・・



また職員の方が、


「ではでは
1人1人時計回りに
番号を振り分けてください。」

えっと・・・・と
あたふたしているうちに
奈南ちゃんが割り振って、


奈南ちゃんが1番
林田くんが2番
悠香ちゃんが3番
俺が4番になった。


「では2番と4番は
10秒間見つめ合って下さい」


ん?
なんだ、なんだ?
王様ゲームみたいな感じ。


「なら林田くんとはる君だね」


悠香ちゃんすばやく
結論を言った。


わかってるよ・・・・
俺は思わず下を向いた。






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