「って、あれ大学問題やったやん」

回想終了と同時に、現実世界でぼやく。


「当たり前だ。
24の女が、年誤魔化して高校にいくんだ。
どのくらい出来るのか大学受験の問題でみないと、向こうに示しがつかないだろ?
まぁ、向こうの条件が、大学受験問題でだいたい70とったら受理してやると言われたんだが……オール満点でこちらの鼻が高くなったよ。
そこはよくやったと褒めてやろう。」


親父は高々と馬鹿笑いをする。


「しんっじられん……閏まで利用するとは………」

いやそこじゃないんだが……。


「兎に角、来月まであと3日。
その間に寮に運ぶ荷物を送っておくんだ。
約2年間は自由がないからな。精々、頑張って女を磨いてこい」

「ふっざけんなぁ―――!」