enjoy♦school♦life~ 劉淹虎陽学園へようこそ!~

髪はツンツンワックスで固め、キリッとした顔立ちに縁なしメガネ、すらっとした長身…所謂美形男子?

「ぶつかったのは悪かったけど、上から眺めることないやん」

ひどいやっちゃなと祐貴子を起こそうとする。


「ラ…ライ様……謝ってください」


「はい?」

「そうだよ。なんて事いうのさ。謝って!」

急いで、きた千夏にまで言われる。

なんであたしが謝らないとあかんのや?

意味がわからずハテナマークが頭の上をくるくる回る。

「この人、あの大企業メーカー「REN」の御曹司だよ。歯向かったら一発でつぶされちゃうよ」

千夏が耳元で囁く。
あ~なるほど……。

そっちのほうか。

まぁ、うちには手出しできんけど……この二人はそうもいかんのやろな。

見るとプルプル震えて……なんとまぁ……子犬やな。

かわいらし。

「なんにも言わないで何をこそこそ話してる」

和んでいると、後ろから低い声で話す。