「・・・悠斗君」
そんな大きな声で、指を指して言わなくても・・!
・・ほら・・皆の視線が痛い・・。
可哀想な子を見るような目で私を見ないで・・!
「なー伊織!なんで、そんなに美羽ちゃんと一緒にお昼食べるの嫌なのー?」
「僕は静かに食べたんです。」
そんな、まるで私がうるさいみたいな言い方しなくても・・
「えーーたまには、いいじゃんー!毎日、美羽ちゃんが可哀想だよーー」
悠斗君・・!
「じゃあ、4人で食べようよ。」
「葵ー!そうだよ!4人で食べようよーー!ね、美羽ちゃんもいいでしょー!」
「うん!人数は多い方がいいもんねー」
「伊織ー!いいだろー!!」
「・・・。」
伊織様・・。そんなに嫌な顔されなくっても・・!
「そんな嫌な顔すんなよー!1人で食べるより絶対いいってーー!」
「いや、だから僕は静かに食べた・・「はい、問答無用ー!葵ー!美羽ちゃんー!屋上に行こうよー!」
「うん。」
「うん!」
やったぁぁぁぁーーー!
