「あ、そういえばさー私、彼氏できたんだ☆この大学の2年生だって!」

「いきなり話帰るんだ…で、続きは?」

 
 「その人がさー【自然観察研究室】に入ってるんだって!入ってくれない?ね?おーねーがーいー!」



「自然…ねぇ。」

      「このとおりっ!」

美咲は両手を顔の前で合わせて、拝むように頼んだ。


「…しょうがないなぁ」


            「ラッキー!今度おごる!」

でもこのとき、NOと答えていれば…平凡な毎日を過ごせたのに。。