あの夏に脱いだ もどかしいスカート 初めての キスはみだらで あたしの顔まで 変えてしまった いびつな夢に 憧れながら 爪の形を整えて 世界の果てまで 歩こうとした だけどそれは 無理だった ごつごつとした その手が触れた 場所から順に 大人びていく だからあなたが 好きだったのか 今でもほんとは わからない あたしのすべてを 知らせたかった だけどそれは 無理だった