そろそろ、本当にもう外が暗い。

何時?…7:30?

帰んないとなー。

ところで瑞希の親は帰ってこないのかな?


その時、メール着信の着メロがなる。

『早めに帰って来なさいよ!』

母さんからだった。


ホントに、帰らねェとなー。


「んん……海斗ぉ?」

その時、瑞希が目覚めた。

「わりぃな、瑞希。もう俺帰んなきゃ。一人で大丈夫か?親帰ってくるまで頑張れよ。」

そう言って、最後に頭をひとなでして、部屋を出ようとした。

「待って……!」

瑞希がそう言って、俺に抱きついた。



……………え?