初めて会ったときとか、あんまり覚えてないんだ



その後に起こったことの方が大きすぎたからかな?



今思えばあのころから私は惹かれていたのかもしれない



あなたが持つ独特の雰囲気とか、私よりきれいで長いその指とか


目元を柔らかくしてほほえんでくれたり



遠くにいたって私はあなたの隣にいるから



離れた時から何が変わったか、なんて分かりはしないけど




初めてあったときから、歩いてきた道はきっと同じだから



たとえ歩幅が違っても、この空が無限につながっているかぎり



必ず会えるから




その日を待ちわびて、私は今日も眠ります