見知らぬ白い天井が私を見下ろしている。 天井だけでここが何処かなんて分かるハズもなかった。 ただ、薬品なのか?? 独特の臭いが鼻をくすぐるようにして香ったのが分かった。 あと、全身が痛かった。 自分のベッドでもなかった。 どうしてだろうか?? ここに私が居る意味を見いだせない。 「……ッ」 誰かを呼ぼうとしても。 掠れた声が乾いた空気に消えてしまった。 しばらくして、何か医者っぽい人が居て、漸くここが病院な事に気がついた。