私は、中根 杏奈。
頑張る事も、生きる事も大っ嫌い。
女子も男子もねちねちうるさいし…。
生きる意味が、みつかんない。
これは、小学校5年生の時だった。
もうすぐ長縄大会だった。
運動が、好きな私は。とてもはりきっていた。はっきりいって、まだこの頃は
今の私と、真反対。元気なおんなのこ。
って感じだったかな、
体育館で、長縄の練習をしていた。
二つのチームに別れて、
苦手なコと、うまいコで別れて練習をしいた。だけど、ほかのクラスと比べて、私達のクラスは、正直。ヘタクソ
400回くらい、回数も違った、
あせりもでていて、体育館は
真冬なのに、なんだかモワモワしていた
私は苦手なコ達の方の縄回しをしていた
『はいっ。はい!』
腕が痛いくらい、精一杯回す。
『終わりよ。』
先生の大きな声が体育館に響く。
記録は、ぜんかいより、数回あがっていた、
私は当時仲の良かった、瑞樹と
すっごく喜んだ。だけど、私は
ある事に気づいた。
うまい方で回してたコ達。飛んでない。
いつもなら、タイムをはかるときは、
やめてくるけどお互い気づかなかった。
私は、その記録はホントの記録ではないな。って思っていた。