全く。 なんでわからないのかなこのじじい。 だから辻宮が住むんだってと三回目に言いかけたら辻宮が黙ってあたしから携帯を取り上げた。 「師匠。俺ちょっとやらかして停学になって。それで岩瀬がその間寺で師匠にお経習えって言ってるんだけど」 「あー。うちは構わん。しかし停学とは何をしたんじゃ」 「まあ。それはそっち行ったら話すよ」 「うむ。それならそこのバカ孫と来い。バカ孫はどうせまともに授業も受けてないだろうから早退して帰ってきなさい」