戸締りをするときも手は繋がれたまま。 なんでこの人はこうも勝手で強引なんだろう。 聞きたいことはたくさんありすぎるけどその繋がれた手が温かくて離したくなくて。 あたしはギュッと力を込めて彼の手を握り返した。