「学校一緒に行く?」

「うん」

それは家族みたいなものだから?


それでも嬉しくてしっぽ振ってついてくあたしはかなりの辻宮病だね。

通学路。


とりあえず並んでは歩いてるけどやっぱり距離はあってその微妙な距離はあたしと辻宮の心の距離みたい。




でもきっと辻宮はあたしのことなんか見てないから遠恋くらいの距離の方が正しいのかもしれない。