「で、未彩はその電話を聞いて苦しくなったと」




「そう。でもそれだけじゃないんだ。辻宮が守るとかそばにいるとかそんなことを言うのが嫌だった。他の子にそんなことを言わないでほしいと思ったの」




依智が話を聞くよと言ってくれたから2人であたしの部屋に行った。



まだ隣の部屋では辻宮が電話してるみたいだから依智の隣に座ってあたしは小声で話した。



聞かれたくないもん。