「そんなに気になるなら見れば」

気づけば辻宮があたしの隣に座ってる。


ぐいっと肩を掴まれて向かい合わせにされた。



カッコよすぎる。ってあたしはまたまた何を考えてるんだ。


あーっ依智が言うドキドキっていうのが止まらない。


あんまりにもカッコよすぎるからついついじーっと見つめてしまってた。



だめだ。メガネでその顔が二倍増されてるかもしれない。



あたしメガネには弱い。




「そんなに気になる?・・・メガネ」