「...さっきはありがとな。嬉しかったよ」 いつもの辻宮の口調じゃない。 お風呂上がりだから髪がまだ濡れてて肩にかけてるタオルに雫が落ちてる。 ドキドキドキドキ。 なんなの。また心臓が音を立ててる。 「べ、別に。写真くらいで、あ、あんなこと言うから」 あたしちゃんと話せてる? すごくぎこちないよね。お願い。 辻宮気づかないで。 あたしの願いも虚しく辻宮はまた意地悪な笑みを浮かべてあたしに近寄る。 思わず後ずさりしてしまった。