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「うわぁ…」


私の頭上を、ピンク色の桜の花びら達がひらひらとまっている。

私、平井 曖留(ヒラノアイル)は
今年からこの唯乃学園(ユイノガクエン)
に入学!!!


ポンッ


そんなこと考えながら浮かれていると不意に肩を叩かれた。

後ろを振り向けば…

「…でた。」

「なんだよー!出たってー!」

あ、声に出てたか。
彼は私の幼なじみの
甲斐 龍一(カイリュウイチ)。
の隣には、
私の親友の紅菜 唖緩(アカナアユル)

「あーいーるーぅ!!!!!」

ヤバイッ!
って思ったときにはもう遅く、力強くハグをされた…

「し…死ぬ。」


いきなりのハグ。
に、死にかけた私。

やっと開放された私はクラス表を見に行く。