「美琴!お止めなさい!」

『あ…母上…ご、ご機嫌麗しゅうございます』

「「「王妃様!!」」」

そこに、狼国の王の妃、美琴の母上の桜が通りました

やばいっ、母上起こったら怖いのに…

「何をしてるんですか!お前達がついていながら!」

「申し訳ございません!!」

「美琴!お前もです!女足るものーーーーーーーー」


ー10分後

長い…母上長過ぎます…

「ーですから「桜、もうその辺にしなさい」

『父上ー!!』

「美琴、遊ぶのはいいが、剣術や馬術、薬術を学ぶことはいいが、少しは女らしくならんか」

『はい、父上』

「あまり、桜を怒らせるのでないぞ…もうじき龍国の王がお見栄になる、急いで準備をしなさい」

「「「はい、狼陛下」」」

龍国の王!

私も出ないといけないのかな?

「美琴も、早く支度をしなさいね」

ですよねー

『はい母上』


正装って窮屈すぎて好きじゃないんだけどなぁー