ーとある夜 「はぁっ…はぁっ…」 「もう…どこまでついてくるのっ!?」 少女は走り、探していた。 「えっと…どこか広い場所はっ…と」 ー自分の力が出せる広い場所を探しながら。 脳内にここ一帯の地図を思い浮かべる。 ―ここから一番近い、朝比奈第1グラウンドへ行くか。 「よっしゃ!空気抵抗OFF!」 少女は光の速さで走り出す。 追いかけていた「モノ」はいきなりの出来事に驚く…が すぐに気配を探知し少女を追った…