中学の修学旅行も、卒業式も
高校の入学式も…

全部全部春奈がいるはずだった私の隣には、

なにも知らない友達がいる。

いつも学校ではバカみたいに笑ってる私だから、

耐えられなくなると目に涙が浮かんで、

こぼれてしまうんだ。

それを見た友達は…

私のことをどう思う?

嫌いになる?心配する?突き放す?

そんなの何でもいい。

春奈にぎゅーって抱きしめてもらえれば、

落ち着くから。

ねぇ。春奈、帰ってきてよ。

「foever best freind」

この言葉は嘘ですか?

嘘なら…

この言葉を生きがいにしていた私は…

どうしたらいいの?

春奈…ねぇ…

早く…ううん。今すぐ帰ってきて。

あの笑顔で「琉花っ」って言ってよ。

あなたがいないともうだめなの。