「ふ、ふられた!?」




俺は小さな声で言った




「あぁ、そうらしい」





「ちょ、ちょっと来てくれ・・・」




俺は友達を廊下へ連れ出した




「誰に振られたんだ?」




「黒瀬先輩に振られたらしい」




「黒瀬?誰だそれ?」




「まぁ、知らないのも無理は無いな、小学校違うしな」




「そうなんだ・・・」