そして、あたしがなきやむと翔が口を開いた。


「もう暗くなってきたから帰ろうか。家まで送るよ!」

「そだね。ありがと!でも、1人で帰れるからいいよ」

「ダメ!そこは、俺のいうことを黙って聞いて従ってればいいの!」

「・・・うん。ありがとね」

「いいってことよ♪」


あのまま手をはなさずにつないだまま帰った。あたしの家まで送ってくれた。


「ホントにありがとう」